どうも、のりおです。
前回のブログでは、私と腕時計の馴れ初めについてご紹介させて頂きました。まあ誰も興味のないような内容ですが、お洒落な腕時計をしていてもモテることはないという本質に気付かされる人生経験が出来ました。
一方で腕時計そのものは、機能美を極めた一種の芸術的な作品ではないかとも思うわけです。(時計に興味がない人から見たら意味不明かも知れませんが…)就活のために買った時計は何の思い入れもなく買いましたが、それでさえ洗練された無駄のないデザインを見い出すことが出来ました。
かくして腕時計の魅力に取り憑かれてしまった筆者は就職後、人生で初めての高級時計を買うのでした。
④初めての高級時計(オメガ シーマスター)
社会人2年目、大学時代から付き合っていた彼女と別れた私は
心機一転、一発高い買い物したろ!
安易な発想、合理性の欠片もない判断。我ながら若かったです。
しかしながら「どの高級時計を買うか?」という点についてはかなり考えました。一生モノになり得る時計、中途半端は良くない。自分なりに納得するものにしよう。国産か海外産か、ブランド、フェイスの色、ケース径、バンドのタイプ。悩みに悩んで購入したのがこちら!
The 無難!しかし色々とツボを抑えています。まずは短針の形、ブロードアローと呼ばれる矢印のような形。さりげないですがお洒落です。
そして文字盤、一見普通のブルーですがよ〜く見ると縦にストライプが入っています。これはチークコンセプトと呼ばれるパターンで何でも船のデッキをイメージしているよう。正直このストライプを見て船は連想できませんが、何かちょっと捻りが効いていて好きです。
ケース径も気に入りました。周囲の同期達は軒並み40mmを超える存在感のある時計を買っていく中、周りと同じようなものは買いたくないと考えておりました。そこでこの38.5mmという少し小ぶりなサイズ感はスーツとのバランスを考えるとベストだと判断しました。
そして一番の決め手はこの時計が「ボンドウォッチ」であるということ。皆さんは007というスパイ映画をご存知でしょうか。その主人公であるMI6の諜報員であるジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)がとにかくカッコいい!そんなボンドが付けているのがオメガの時計になります。(昔の映画ではROLEXも付けいていたらしい)映画の中では秘密道具が飛び出したりするのですが、現実にはそのような機能はございませんので悪しからず。こちらの時計はスカイフォールで実際に付けられていた時計になります。
気になるお値段ですが、なんと50万円。
なぁあーーーにぃぃいいーーー!?やっちまったな!
そしてあろうことか銀座のオメガ本店で買おうと心に決めていたのでした。別にヨドバシカメラで買ったって同じ時計です。割引も効くし、何なら10%ポイント還元ですから。正規店だからといって特別保証が手厚くなったりしません。どう考えてもヨドバシで買う方がお得なんですよ。ただ当時の私は馬鹿だったので銀座のオメガ本店で買いたかった。
50万円なんて大金支払ったことがなく、取りあえずカードで買おうと思いました。が、まさかの上限設定で「こちらのカードでは買えません」とのこと。銀座のオメガ本店で赤っ恥をかいたお話は内緒のお約束。カード会社に上限を変更してもらい事なきを得ました。(得てない)
⑤結納返しと言う名の時計(グランドセイコー)
オメガシーマスターを手に入れた筆者は、程なくして後の妻となる彼女と出会い2年交際期間を経て無事に結ばれます。妻に「この時計どう?」と聞いたことがありますが
ごめん、マジで腕時計とか興味ない。
そんなもんですよ、高級腕時計を見て褒めてくれるのはキャバ嬢くらい。普通の女性はそんなに興味はないでしょうし、知っていてROLEXくらいなもんでしょう。
妻と結婚する前にオメガの値段を伝えると「え、普通にちょっといい海外旅行とかいけるやん?時間見るだけやろ?アホちゃう?」と一蹴。
それはごもっともだけど、俺の考えは違った。
本田圭佑
敬愛するケイスケ・ホンダのお言葉をお借りしました。マズい、このままでは結婚後自由に時計を買うことが出来ない。
そんなに沢山の時計を欲しいとは思っていませんでしたが、もう一本くらい本格派の一生モノ時計が欲しいなと。特に上記オメガではカバーできない、冠婚葬祭で使える白文字盤の黒革バンドのシックな時計。
色々と考えているうちに付き合っていた時の妻から「はよプロポーズしろ」という圧に屈し、結婚することとなりました。プロポーズでカルティエの婚約指輪(80万)を購入し、その後もやれ結婚式だ、引っ越しだ、新生活だ…しばらくお金がかかるイベントが目白押しです。
幸いにも妻のご両親から『そんなに高い婚約指輪を頂いたのであれば、それを結納として頂いて結構ですよ』と言って頂き、無事に結納を免除!逆に妻に結納返しをするように進言頂きました。お義父さん、お義母さんありがとう!
ここしかないと思いましたね、腕時計を買えるのは。
約2年間考え続けた『冠婚葬祭で使える白文字盤の黒革バンドのシックな時計』はこちらです!
ザ・ブナン!(2回目)オメガにも増して無難さが際立ちます。人と被りたくないなんて考えていた学生時代の自分からしたら考えられません。グランドセイコーのSBGR087、現在は終売となっております。
気に入ったポイントは秒針、いわゆる「ブルースティール」です。白い文字盤にさりげなくですが、ハッキリとその存在感を示しています。“映え“ます。白い文字盤も単純な白という感じではなく、和紙のような凹凸が見られ単純ではない雰囲気を醸し出しています。
一見するとシンプルですが、よく見ると細部に拘りが感じられる。日本の腕時計メーカーのトップを走るSEIKOらしい逸品です。ビジネスでも十分に使えます。
お値段は定価で40万円、いいお値段していますね〜。今回はヨドバシカメラで買ったのでもう少しお安く、かつポイントもいっぱい貰えました。どこで買おうともものは一緒ですし、本物であればアフターフォローはやってくれます。(正規店で働かれている方、ごめんなさい!)
こちらも一生モノですが、革ベルトは3〜4年でボロボロになるか匂いが気になるかで替えたくなります。ぶっちゃけこれは正規品である必要はないと思っていて、良い革を安く販売してくれる業者さんもいらっしゃいます。私も一度1500円くらいのモノと交換していますが全く気になりません。正規品は3万以上するので正直高いです。
⑥子供と遊ぶときに使う時計(CASIO G-SHOCK)
子供と公園で遊んだりする時、流石にオメガやグランドセイコーのような高級時計は付けられませんよね?前回の記事でSUUNTOのVECTORを持っていることをご紹介させて頂きましたが、この時計結構デカイんですよね。それはそれで存在感があっていいんですが、もう少し小さくてシンプルな時計が欲しいと思っていました。
既に時計を3本も所有しているところ、更にもう一本買い足すには妻の許可が必要です。機嫌の良いときを見計らいご相談、許可は得たものの予算は2万円以内。
考えに考えを重ね、辿り着いた結論はこちら!
The・Bunan!笑(本日3回目)
昔は「人と違うものを〜」と考えていましたが、年を取ると長年愛されているようなモノに惹かれるようになりますね。G-SHOCKの初代モデルと言われているDW-5000と悩みましたが、反転液晶でオールブラックな雰囲気がシックで良いなと思いこちらを選択。
防水・耐衝撃は勿論、電波による時刻修正、ソーラー充電システムと実用性の面でも申し分ございません。
SUUNTOが存在感が大きい分、こちらは小ぶりで派手な装飾も無く控えめな感じです。最近、土日はもっぱらこれを付けています。SUUNTOは電池駆動なので2回程電池を替えましたが、電波ソーラーはその心配が要りません。半永久的に使用可能です。
機械式の時計は何日か付けないと時間がズレたりするので、そのたびに時刻合わせが必要で結構手間に感じるんですよね。電波時計はその点めっちゃ楽です。
気になるお値段ですが、メーカー希望小売価格22,000円!しかしヨドバシカメラなら15,400円で10%ポイント還元!!このスペックでこの値段はCASIOさん経営大丈夫でしょうか。心配になります。
今調べたらAmazonも楽天市場でも15,400円でした、ポイントの付きやすいサイトでご購入されることをお勧めします!
まとめ
今回は私の現在所有している時計を3本ご紹介させて頂きました。
いずれも癖のない、使いやすい時計です。もしかしたら同じものを持っているという人もいたかも知れません。(まだ出会ったことがないですが)
人と違う必要はないんです、高い時計である必要もないんです。大切なのはその時計をどれだけ愛せるか。少なからず半世紀近くを一緒に過ごすかもしない相棒は、考えに考え抜いて過ぎることはないと思います。
とういう訳で今日の結論!
結論:無難な中にこそ本質は宿る!永く付き合うなら拘り抜こう!
次回、腕時計という趣味をコスパの観点で考察させて頂きます。お楽しみに!
ブログ後記
ついに家を買うことになりました!悩みましたがマンションではなく一軒家、値段と住環境のバランスを見て決めました。これから住宅ローンの本審査があるので、それが通ればですが多分大丈夫でしょう。
これからローンの返済という地獄が始まりますので、ますます家計のキャッシュフローを見直しが必要です。仕事でも昇給を目指して頑張らなくてはいけません。気持ちが引き締まります。
頑張ります!
今日はそんな感じで、それでは!
コメント