B’zの魅力について〜家でライブを見るということ〜

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サブスク

皆さん、好きなアーティストはいますか?

私の妻は「特にいない」そうです。アーティストで好きになるというより、曲で好きになるようです。ちょっと前だとオフィシャル髭男dismの「Pretender」とかハマっていました。

かといってそこからオフィシャル髭男dismの曲を何曲も聞いて、ファンクラブに入ってライブにも行って…という程の熱量もないようで。精々前後にリリースした曲をチェックするくらいでしょうか。

私はファンクラブにも入っていて、新譜は必ず確認しライブにも可能な限り参戦するアーティストがおります。

筆者が好きなアーティスト

それはズバリ『B’z』です。

ファンとしてはビーズ(平坦な感じ)ではなく、ビィ↷ズ(ちょっと低い声で)と発音したいところ。

1988年に結成された2人組ロックユニット。今のティーンエイジャーたちはもしかしたら知らないかもしれない、知っててもおっさん二人組くらいしか思っていないかもしれない。

でもね、すごいんだよ。このおじさん達。今からB’zを知らないキッズ達にその魅力を伝えていきたいと思います。キッズでなくてもultra soulくらいしか知らないライトな層にも伝われば幸いです。

魅力① 歌が半端なくうまい

とにかくヴォーカルの稲葉浩志の歌がうまい。

何を当たり前のことを言っているんだと思われるかも知れません。

当たり前過ぎて逆に正しく評価できていますか?改めて稲葉さんの歌唱能力に注目して聞いてみて下さい!

公式YouTubeチャンネルから「ALONE」をお届けしました。2021年の再録版になります。歌っているのは57歳です。嘘みたいなホントの話。

ロックな曲でのシャウトも魅力的ですが、こういったロックバラードでの伸びのある歌声はファンの心を掴んで離しません。

高音域の安定感、持続力は日本トップクラスではないでしょうか。(筆者の主観です)

ライブで披露されるコールアンドレスポンスで観客が真似をできないような音域やロングブレスを繰り出してくるので、誰もついていけません笑

魅力② ギターが半端なくうまい

あんまり当たり前のことを書いていると真のB’zファンに怒られてしまいそうです。笑

ギターはご存知「Tak」こと、松本孝弘でございます。松本さんといえば速弾き、超絶テクニカルなフレーズも抜群の安定感で涼しい顔をして弾いていきます。

ただ私が推したいポイントは「トーン」です。

速弾きではないフレーズにこそ、細部は宿ります。丸すぎず、しかししっかりと太い絶妙な音色、ニュアンス。

結構最近の曲ですが、マジェスティックというバラードになります。ポッキーのCMタイアップ曲として耳にしたことのある方もいるかも知れません。

2:43〜あたりからギターソロは必聴です。メロウで溶けてしまいそうなトーン、そして優しさに溢れたフレーズですね。

松本さんは普段はGibson社のLes Paulかミュージックマンのギターを使うことが多いですが、この曲では珍しくFender社のストラトキャスターを使っています。

ギターソロの他、ちょっとした合間のフレーズやイントロなど音作りへの拘りはまさにプロフェッショナル。

私自身、エレキギターを始めるキッカケとなったのが松本さんで、『松本さんのように格好良いギターソロを涼しい顔で弾いてみたい』と思ったものです。

あるあるかも知れませんが、ギターをやり始めていざB’zの曲をコピーしようとすると、まずは絶望します笑

難しすぎるのです。あまりに松本さんが簡単そうに弾いているので、自分も勝手に出来る気になっていたのですが細かい技術、速弾きの中にある微妙なリズム感、常人では完全にコピーは不可能だと思います。

私の場合、ギリギリchopのイントロで悟りました。笑

ちなみに私が高校生の頃、松本さんに憧れてアルバイトを頑張って買ったのはGibson(高すぎて今でも買えない…)ではなく、EpiphoneというGibsonの廉価版ブランドで形は王道のLes Paul Standardでした。それでも6〜7万して、当時の私には死ぬほど高いと感じました。

個人的にはGibsonのLes Paulの形は一番かっこいいと思っていますし、松本さんの出す音でもLes Paulが一番「らしい」気がします。これは完全に好みですが…。

魅力③ 何年経ってもB’zらしさが失われない

私が聞き始めたのが2005年の愛のバクダン、OCEANあたりだったのでもっと昔から聞いている人からすればまだまだ若造の部類に入るかも知れません。一応、デビューまで遡って一通り曲を聞いてきた上での感想です。

ある意味、曲を聞くだけで「あっ、B’zだ!」と分かってしまうのはボーカルの声がそうさせるのか、ギターサウンドがそうさせるのか。分かりませんがどんな曲にも『B’zらしさ』があります。

長年ファンが離れないのも、このブレない部分がしっかりしているからだと思います。

もちろん時代によってサウンドの流行もあり、今と昔の曲が全く同じ雰囲気かと言えば違います。むしろこういったサウンドの流行には敏感で、積極的にそのエッセンスを取り入れていっているように伺えます。

最近の曲ですと「A LIFE〜愛しき人〜」の主題歌を飾った『Still Alive』が印象的です。ブリブリのシンセサイザーが結構今っぽいアレンジですよね。デビューから30年近く経っても常に新しいことにチャレンジし続ける姿勢には本当に感服します。

この曲が発表された年代あたりは三代目J SOUL BROTHERSの「R.Y.U.S.E.I.」やSEKAI NO OWARIの「Dragon Night」などがかなり流行していたころです。EDMの流れが来つつあることを察知し、曲の中に取り込んでいったのではないでしょうか。

ただ曲を聞くと『the 王道のB’z!』という感じがする。新しいことにチャレンジし続けながらいつまでもB’zらしさという強い芯を失わない、私の大好きなポイントです。

魅力④ 新しいことにチャレンジし続けている

先程の項でも挙げましたが、デビューから30年以上経っても “B’zらしさ” を失わないまま、時代に合わせて常に新しいことにチャレンジを続けています。

自分の会社の上司等でも50歳を過ぎるとかなり保守的になってしまい、新しいことにチャレンジしている人をみることはほとんどありません。

自分のスタイルを変えることは、築いてきたキャリアが輝かしいほど難しいように感じます。

それでもB’zは進化を続けます。

コロナ禍で1回5万人も来るようなライブもできなくなりました。自分が大御所アーティストだったらどう考えたでしょうか?印税も十分あるし、今すぐライブをしなくても自分たちは困らない。精々、まったりと曲作りをして細々と配信でもやっていくかくらいでしょうか。

B’zは違います。

まずYouTubeで在宅セッション動画をアップ(HOMEという何とも懐かしいナンバーでした)

次にZeep Hanedaから完全無観客オンラインライブを実施(それも5週連続違う内容で、です)

その後も人数制限を掛けた有観客ライブを実施(それもMr.Children・GLAYとの対バンです)

直近では人数制限を解除した全着席での有観客ライブの実施(バラードメインの曲のみ演奏することで全着席を実現しました)

とにかくアクティブです。そしてライブという文化を絶やさないように、日本のミュージックシーンで大きな影響力があることを自覚して自らが積極的に動いています

中でもMr.Children・GLAYとのコラボレーションは圧巻でした。私も最初は耳を疑いました。交わるはずがないほど大きなバンドが、同じステージに立つ。

ファンの層も違うと思います、中にはアンチもいるかも知れません。Mr.Childrenのファンの前で果たしてB’zが受け入れられるのか?逆も然りです。ここまで絶対的なファンを獲得してきたそれぞれのバンドにとって、かなりリスクのある試みだと想像できます。

フェスなどでは精々5曲かそこらで、他にもたくさんアーティストがいるので目当てでないファンがいても受け流せるかも知れません。ただ今回のように1時間以上ファンでもないアーティストのパフォーマンスを見てもらうということは、演者側も相当な覚悟が必要でしょう。

B’zもMr.ChildrenもGLAYもそういった重圧を押しのけてやってのけました。もともとB’zプレゼンツということもあり、Mr.Children・GLAYはオファーを受けた格好になりますが『よく受けてくれたな』というのが正直な感想です。

そもそもこの企画、B’zが発案したという点に驚きです。アーティスト側にとってはリスキーなはずです。けれどもB’zはこれを新規ファン獲得のチャンスと捉え、ビッグアーティストとのコラボレーションを実現しました。

B’zがMr.Childrenの「Everything(It’s you)」GLAYの「彼女の”Modern⋯”」を演奏し、桜井さんが「さまよえる蒼い弾丸」を歌い、GLAYと一緒に「ultra soul」を演奏する…

夢のような共演、豪華過ぎるコラボレーションですね。

今回はUNITE#01と銘打たれたライブだったので、次回作も検討中とのこと。次は誰とコラボするか楽しみですね〜♫

コロナ禍で変わったライブの楽しみ方

大学生になって自分でお金を稼げるようになってからは、B’zのライブには極力足を運んでいました。

しかしコロナ禍と家庭の事情(2人の子供のパパになってしまった)も相まってリアルのライブからは足が遠のいています

そんなこんなで5週連続のオンラインライブもMr.ChildrenやGLAYとのコラボライブもU-NEXTで見ました。12月24日配信開始のバラードライブ「FRIENDSⅢ」もU-NEXT配信があります!

配信ライブは視聴が期間限定という難点がありますが、好きな時間帯で見れるというところが2児のパパにとっては有り難いところ。

子どもたちを寝かしつけて、9時過ぎからビールをプシュ!そして万全の態勢でライブを見る!これが最高なんですよね〜。

もちろん生のライブにしかない一体感や臨場感には程遠いですが、配信ライブは別物のエンターテイメントとして確立している気がします。

今回のライブは「いつかのメリークリスマス」などバラード調の曲が中心なので、ロックはちょっと…という人に是非オススメしたいと思います。

B’zのライブを見るだけなら無料トライアルに申し込んで、月額費はかけずに見ることができます。(配信ライブチケット代の4,500円はかかります!)

今までB’zをあまり意識して聞いてこなかった方、このオンラインライブをきっかけにB’zの魅力を再発見していただけますと幸いです。

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