MRってどんなお仕事?〜女性編〜

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働き方

どうも、のりおです。

昨今は「女性の社会進出」なんて言われ始めて久しく、女性が働くことが当たり前のようになってきましたね。私の現在の職場でも10人の営業所で2名が女性です。

『のりお』という名前でブログをやらせてもらっていて言うのもなんですが、私はゴリゴリの男性です。なんなら少し毛深いくらい男性ホルモンの多めな男性です。

そんな私が女性MRについて語る資格があるのかどうかという疑問もあるかもしれません。しかし私のとても身近な人が某外資製薬会社のMRとして現在も働いているのです。その身近な人というのは私の妻であり、結婚前から女性MRの実態(リアル)を見てきました

なので今回は女性MRの実態について解説させていただきます。(※今回語らせていただくのは私の限られた知見によるもので、実態を全て反映されたものではないことをご了承ください)

のりお
のりお

偏見に満ち溢れた解説です、クレームや異議申し立てなどございましたらコメント欄で受け付けております。全力で謝罪をさせていただきます。

女性MRの数について

2019年のMR 白書によりますと男性MRが48,569人、女性MRが8,373人でした。割合でいうと約14%が女性ということです。

私の印象としては非常に少ないなと感じています。しかしながら現在の新卒の状況は大体男:女が6:4〜5:5くらいになってきています。なぜ、全体で見たときにこれだけ女性の割合が少ないのか?考えられる理由は2つ考えられます。

  1. 過去、女性が就く仕事ではなかった
  2. 結婚したら辞めてしまう人が多かった

1.過去、女性が就く仕事ではなかった

まずは1番目から。これは完全な私見ですが、女性は接待に向いていないと見なされていたのではないかと考えられます。

前回のブログでもお伝えしましたが、10年程前までは営業手段として「接待」がありました。体力的な問題もあるかと思いますし、女性の営業と男性の医師がスナックやキャバクラに…というシュチュエーションはあまり好ましくないかと思います。

これも個人的な感想ですが自分が医師で女性の営業さんがいらっしゃったら、そういうお店って心から楽しめないと思うんですよね。一緒に楽しんでくれる男性の営業の方が一緒にいて楽しいと思う気がします。

またMRの活動を規制するプロモーションコードが甘かった時代、MRを奴隷のように扱う医師もいたのは事実です。その扱いを女性MRがプライドを捨ててやり切れたかどうか、そもそも医師の方が気を使って無理なお願いをしづらいと感じていたかもしれません。Give and Takeで処方を決める医師もいます。(接待やお手伝いなどの)Giveがない営業は競争不利と言えるでしょう。

2.結婚したら辞めてしまう人が多かった

そうは言っても10〜20年前に女性MRがいなかった訳ではありません。しかし現在、40代の女性MRはほとんど見かけません

女性MRでも接待をしてきた方もいらっしゃいます。自分の得意な分野で医師と楽しい時間を過ごすことに長けていれば、男女関係なく医師と良好な関係を築くことができるでしょう。

しかし結婚して子供が生まれてしまうと、「母親が接待で毎日帰りが遅い」という状況は避けたいと思うのが母心なのでしょうか。「土日も医師とゴルフがあるから子供と遊べない」というのも辛いですよね。なぜか男性なら同じことが許されていた時代があるのも違和感がありますが、当時女性は結婚するとMRは続けづらい職業であったことから内勤に移ったり、薬剤師としてキャリアを変える人が多かったようです。

現代の女性MRについて

接待がなくなると、製薬業界はMRとして「医師と対等にディスカッションできる人材」を求め始めました。このあたりから女性の割合が増え始めました。ディスカッションするためには相応の学力やコミュニケーションスキルが必要です。学力という点では男性よりも女性の方が平均的に高いと言われています。

普段営業相手となる医師の世界でも、入試で女子受験者が不当な扱いを受けていたニュースがありました。

東京医大、女子受験者を一律減点 男女数を操作か - 日本経済新聞
東京医科大(東京・新宿)が医学部医学科の一般入試で、女子受験者の得点を一律に減点し、合格者数を抑えていたことが2日、関係者への取材で分かった。一部の男子学生に加点をしたこともあったという。受験者への説明がないまま、遅くとも2010年ごろに入学者の男女数に恣意的な操作が始まっていたとみられる。東京医大を巡っては、文部科学...

何でも「テストの点数通りすれば女子の合格者が多くなってしまう」とのことです。入試ってそういうものだと思っていた筆者にとっては衝撃でした…。現代社会では疑われるような男女観が一部の世界ではあるようです。

兎にも角にも業界が望む人材は少しずつ変化しており、能力の高い女性の割合も増えつつあります。接待禁止後に入社した私の同期は4割が女性でした。入社後10年近く経ちますが、数人辞めていった女子の同期もいますが、現在もMRを続けていたり、本社で活躍している子もいます。たまに電話で話したりしますが、結婚して子供が生まれても働き続けられる職場環境になりつつあるようです。

女性MRが仕事を続けていく上で悩ましいのが結婚して子供が生まれた場合です。女性とはいえ総合職として全国転勤のリスクがあります。旦那さんもMRなど転勤を伴う職業に就いている場合、どちらかが異動となると大変です。会社によっては旦那さんの仕事の都合によって希望の勤務地への異動が叶えられる制度もあるようですが、ない場合は別居婚・離職しか選択肢がありません。

流石にそういう理由で優秀な人材を手放すのも企業としては痛手ですので、制度がなくても人事が気を利かしてくれるところもあるようです。実際に社内恋愛していたMRカップルの男性側が北海道へ転勤になり、人事に掛け合った女性MRがいました。結局二人は結婚して、女性は男性の隣の営業所に異動になったという実話があります。どこまで交渉した分かりませんが、結婚という既成事実は人事も考慮せざるを得なくなるのでしょう。

また現在、業界各社は女性管理職の割合を増やすことを目標に掲げております。内資では10%台を目標とする会社が多い中、外資は既に20%を達成している会社もあり30%という高い目標を掲げている会社もあります。

女性の登用拡大、製薬業界でも―活躍推進法施行で取り組み活発化 | AnswersNews
女性活躍推進法の施行から1ヶ月。製薬業界でも女性登用の動きが活発に。行動計画から各社の取り組みを探った。

このような情勢は、製薬業界内での女性のプレゼンス向上に繋がっています。私の会社でも少し無理やりなくらい30代中盤の女性が登用されています。この流れはますます加速していきそうな気がします。これからは確実に女性の時代が来ます!

女性MRの結婚相手問題

結婚はあくまでも個人のライフイベントですので、正解もありませんのでこれから述べる内容は私の個人的な偏見に満ちた私見です。

女性MRの多くの方が「キャリアはしっかり(or そこそこ)積みたいけど程よいタイミングで結婚もしておきたい!」と考えているようです。キャリア形成が土台にある分、結婚のタイミングは非常に重要になってきます。

配属後すぐに結婚してしまうとMRの特殊な生活リズムに慣れるまで他人と一緒に暮らすのはストレスが多いでしょう。結婚しなくても新人MRは10kg単位で痩せたり太ったりと何かしら身体に変化が出るくらいストレスがかかります。

一方で管理職も視野に入ってくる30代後半から40代はタイミングとしては少し遅い気がします。これは一般論ですが出産のタイミングも考えるともう少し早くの方がよいと考える方も多いのではないでしょうか。

最適なタイミングとしては仕事にそこそこ慣れてきた20代後半から30代前半くらいでしょうか。産休育休に入ったとしても、ある程度は経験もあるので問題なく復帰できますし、会社としてもここまで育て上げた人材を易々と失うのは惜しいでしょう。旦那の勤務先状況に応じた勤務地やポジションの希望が通りやすいタイミングとも言えます。

タイミングと同じくらいかそれ以上に重要になってくるのがお相手です。あくまで一例ですが自分の周りで結婚している女性MRのお相手の属性をご紹介させていただきます。

  • 社内同期MR
  • 社外同エリア担当MR
  • 社内先輩or後輩MR
  • 医者
  • MS(卸業者)
  • 大学時代からの恋人
  • 合コンやマッチングアプリなどで知り合った人

大学時代からの恋人や合コン・マッチングアプリはMRに限らずどの女性にも当てはまる属性かもしれませんが、この業界は業界人同士で結婚することが珍しくありません。私と妻は「社外同エリア担当MR」という関係性でで結婚しました。本来ならば競合メーカーになるのですが、同じエリアを担当していると社内よりも社外のMRと仲良くなることはよくあることです。

医者との結婚は完全に「玉の輿に乗った」パターンですね。ただ得意先との色恋沙汰は結婚まで漕ぎ着ければ問題ありませんが、拗れると営業活動に支障が生じます。医者も人間です。フッた・フラれたで嫌な思い出のあるMRが売っていた薬は敢えて使わないでしょう。

MSさんも結構ありますね。先輩MRを含め、頼りになる感じが結婚相手として好まれるのでしょうか。

ただしMRを長期間続けていると、性格が少し攻撃的になってしまうことがあるようです。評価されるのは数字だけ、上の世代はまだまだ男社会。MRに限らず実力至上主義の営業の世界にいると気持ちを強く持たないとやってられないかもしれません。

また年収の高さがネックになって男性の基準が吊り上がってしまうこともあるようです。女性であっても同世代の異業種の男性の年収と比較すると100〜200万円上回っていることもザラです。結婚相手として経済的にも自分よりゆとりのある人と結婚したいと思うと、かなりハイスペックな人しか残らなくなって選択肢が狭まってしまうようです。

男性「自分より収入の高い女性はちょっと…」と敬遠してしまう人もいるようです。この辺は男性側の価値観かもしれませんが…私は妻の方が収入が多いですが全然気になりません。むしろとても頼りにしています。笑

仕事内容への理解、近い金銭感覚などを考えると同業者が最適解なような気がします。(自分がまさにそうなので正常性バイアスかもしれません)

枕営業ってやってるの?

これも他業種の方からよく聞かれる質問です。

枕営業の定義を「営業成績を上げることを目的に、得意先と性的関係を持つこと」とするとほぼ100%ないと言えるでしょう。

営業成績は勿論営業なので重要です。ただ枕営業をする程重要かと言われると、疑問が残ります

MRは正直売れなくてもある程度のお給料はもらえます。営業成績はボーナスに一部反映されますが、売上が低いからといってボーナスがゼロになることはまずありません。ましてや医薬品という商材の性質上、売上が完全にゼロになることはあり得ません。

売上を上げないと出世できないかと言われると、それも違います。真面目に仕事していればそこそこに出世していけます。それでも突き抜けた数字を作りたい!全国でも目立つような成績を残したい!と考えるのは、それはほとんど自己顕示欲と言っていいでしょう。

たとえ売上欲しさに枕営業をしたとしても、一時的に売上が上がったとしてそれがいつまで持続するか分かりません。これも医薬品という商材の性質で、処方され続けなければ売上にならないのです。また枕営業をしていることを他社MRにバレてしまうと噂をされてしまい、そのエリアで仕事を続けるのが辛くなってくるでしょう。

上記のように枕営業は得られるリターンに対してリスクが大きすぎるのです。よっぽど頭か股が緩いかでないと、そこに合理性を見いだせないでしょう。

別のパターンとして医者と親密になって身体関係を結んでしまい、医者も気を使って女性MRのプロモーションしている薬剤を使い、結果として売上も上がってしまったというケースはあるかと思います。

このようなケースだと担当交代か男女の関係が終わってしまうと売上も落ちてしまいます。そして往々にしてこの手の医者とは揉めます。売上を維持するためには結婚まで行くくらいしかないので、医者と関係を持つ際はくれぐれもご慎重に。余計なお世話かもしれまんが…。

自分もキレイな女医さんと恋愛関係に発展したかったです笑

今回のまとめ

今回はかなり私見に満ち溢れた記事を書かせていただきました。現役女性MRの方だと同意いただける部分もあれば、納得行かない・お気に召されない部分もあるかと存じます。特に結婚感は人それぞれで職業によって確立したものはないと承知しています。キャリア形成についても女性の地位向上は業界のトレンドはありますが、まだまだ男社会で女性が意見を言いづらい組織もあるかと思います。

ご自身の中で結婚観や営業数字との向き合い方、キャリア形成について考えて、ご自身の納得される選択をされていくことをお勧めします

また枕営業については私の知る限りしている女性MRはいないということです。バレないように上手にしているとも考えられますが、先程もお伝えした通りリターンに対するリスクが大きすぎるのであまりオススメの選択肢ではありません。

そこまでしなくても女性MRだと可愛くお願いすれば売れてしまうこともあります。(冗談のような真理)

可愛い女性MRのいる会社トップ3(のりお調べ)

ここからは完全に蛇足です。

女性はMRは卸や得意先などで男性MRからかなり見られています。そして男性MR同士の会話で「〇〇製薬の△△さん、可愛いよね〜」みたいに言われています。ごめんなさい。それくらいしか楽しみがないんです。

これは完全に私の主観ですが、会社毎に女性MRのキャラクターには方向性があります。採用の段階でスクリーニングされているのでしょうか。可愛い女性MRの多い会社というがあるのも事実(主観です)

そこで可愛い女性MRのいる会社トップ3(のりお調べ)をご紹介したいと思います。

3位 アステラス製薬…ほんわか系が多い印象

2位 ノバルティス…デキる大人の女性が多い印象

1位 Meiji Seikaファルマ…顔採用しているの?って疑いたくなるくらい美人の人が多い。

※あくまでも個人の感想です。上記以外の会社にも素敵な女性MRさんがいることは知っていますし、全ての女性MRの方を見たわけではなくごく一部のサンプルだけで語っています。エビデンスレベルとしては最弱です。ごめんなさい。

というわけで今日はそんな感じで!それでは!

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